PDF結合
PDF結合PDFまとめるPDF並べ替え

PDFを結合する方法|複数ファイルを1つにまとめる手順と注意点

複数のPDFを1つにまとめる方法を解説します。結合順、ページ数、縦横混在、容量、暗号化、電子署名、フォームの注意点と、ブラウザで安全に結合する手順が分かります。

最終更新:2026年8月2日読了目安:6PDF結合

はじめに

申請書と添付資料、複数人から届いた資料、月ごとの報告書などは、PDFを1つにまとめると提出・共有しやすくなります。一方で、順番を誤ったり同じファイルを二重に入れたりすると、完成後に気付きにくいため、結合前後の確認が重要です。

PDF結合は各ファイルのページを指定順で新しいPDFへコピーする処理です。元PDFのページサイズや縦横の向きはそのまま残せますが、しおり、入力フォーム、注釈、添付ファイル、電子署名などは完全に引き継がれない場合があります。

この記事では、結合前の準備、正しい順番の決め方、Toolerでの結合手順、完成PDFの確認、暗号化PDFや署名済みPDFを扱う際の注意点をまとめます。

1

PDF結合とは何をする処理か

PDF結合は、複数のPDFに含まれるページを順番に取り出し、新しい1つのPDFへ並べる処理です。ファイルAが3ページ、ファイルBが2ページなら、A→Bの順で結合した完成PDFは通常5ページになります。

結合は圧縮とは異なります。1ファイルにまとまっても、容量が小さくなるとは限りません。提出先に容量上限がある場合は、結合後のファイルサイズを確認し、必要なときだけ別途圧縮します。

似ているPDF操作との違い
操作目的ページへの影響
結合複数PDFを1ファイルへまとめる指定順に全ページを並べる
分割1つのPDFを複数ファイルへ分ける指定した範囲を別ファイルにする
圧縮PDFの容量を小さくする画像品質などが変わる場合がある
ページ削除不要ページを取り除く完成PDFのページ数が減る
2

結合前にファイルと順番を整理する

完成後の流れを先に決め、表紙、本文、添付資料の順に並べます。ファイル名へ01、02、03の連番を付けておくと確認しやすくなりますが、最終的には各PDFを開いて内容とページ数を確認してください。

同名ファイル、改訂前後のファイル、同じ資料のコピーが混在していないかも確認します。結合処理は重複内容を自動判定できないため、同じPDFを2回追加するとページも2回入ります。

1表紙・本文・資料など完成時の章立てを決める
2各PDFを開き、先頭・末尾とページ数を確認する
3古い版、重複ファイル、不要ページがないか確認する
4原本は削除せず、結合結果を別名で保存する
3

Toolerで複数のPDFを結合する手順

「PDF結合」を開き、2件以上のPDFを選択します。追加したPDFごとのページ数と容量が表示されるため、内容と照らし合わせます。カードのドラッグまたは上下ボタンで順番を整え、出力ファイル名を入力して結合します。

処理が完了すると、完成PDFの合計ページ数と容量が表示されます。ダウンロードしたPDFを開き、ファイルの境目となるページと最終ページまで確認してください。

11. 2件以上のPDFを選択またはドロップする
22. 各ファイルのページ数と合計ページ数を見る
33. ドラッグまたは上下ボタンで結合順を整える
44. 出力名を決めて「PDFを結合」を押す
55. 完成PDFをダウンロードして内容を確認する
4

縦横・ページサイズが混在するPDFの扱い

A4縦、A4横、はがきサイズなどが混在していても、各ページは元のサイズと向きを保ったまま結合されます。すべてのページが同じ大きさへ自動統一されるわけではありません。

閲覧時の拡大率や印刷設定によって見た目が変わるため、提出や印刷の前にページ全体を確認します。用紙サイズを統一する必要がある場合は、結合前にPDF編集・印刷用ソフトでページサイズをそろえてください。

5

フォーム・注釈・しおり・電子署名の注意点

ページ上に見えている文字や画像は保持されやすい一方、入力フォーム、注釈、しおり、目次リンク、添付ファイル、レイヤーなどのPDF機能は、結合先で失われたり正しく動作しなかったりする場合があります。重要な機能があるPDFは、結合後に実際の閲覧ソフトで確認します。

電子署名は文書の内容が変更されていないことを検証する仕組みです。ページを新しいPDFへコピーすると署名済み文書とは別のファイルになるため、署名の検証は維持できません。署名済み原本は結合せず保管し、提出先の指定に従ってください。

PDF機能ごとの確認ポイント
機能結合後の注意推奨する確認
入力フォーム入力欄が失われる・固定表示になる場合がある全項目を開いて確認する
注釈・コメント表示や編集状態が変わる場合がある必要なら事前に確定表示へする
しおり・リンク引き継がれない場合がある完成後に再設定する
電子署名変更により署名検証を維持できない署名済み原本を別に保管する
6

暗号化PDFとブラウザ処理の安全性

パスワード保護・暗号化されたPDFは、権限や保護状態を無視して結合しません。解除する権限がある場合は、作成元のアプリで保護を解除したコピーを用意し、原本の取り扱いルールを守ってください。

Toolerでは選択したPDFの読み取りと結合を使用中のブラウザ内で行い、PDF本文をToolerのサーバーへ送信・保存しません。ただし、共有端末のダウンロード履歴、保存先フォルダ、クラウド同期、完成ファイルの共有権限は別途確認が必要です。

大容量・大量ページのPDFは端末メモリを多く使います。動作が重い場合は他のタブを閉じ、ファイル数を分けて段階的に結合してください。

7

結合後に必ず確認すること

完成PDFを開き、先頭ページ、各ファイルの境目、最後のページを確認します。表示された合計ページ数とPDF閲覧ソフトのページ数が一致し、縦横、画像、文字が崩れていないことを確認してください。

提出用なら、ファイル名、容量上限、閲覧パスワードの要否、指定されたページ順も再確認します。重要書類は完成PDFだけでなく、結合前の原本も保管します。

公開前のチェックリスト

  • 各PDFの内容・ページ数・版を確認した
  • 完成時の順番へ並べた
  • 重複PDFや不要ページが含まれていない
  • 電子署名・フォーム・注釈・しおりの必要性を確認した
  • 元PDFを別に保管した
  • 結合後の合計ページ数と容量を確認した
  • 先頭・ファイル境界・最終ページを開いて確認した
  • 提出先のファイル名・容量・セキュリティ要件を確認した

読んだ内容をすぐ確認

PDF分割・ページ抽出を使う

結合したPDFや長いPDFから必要ページを取り出し、範囲・ページ数ごとに分割できます。

ツールを開く →

よくある質問

Q. 何件までPDFを結合できますか?

A. Toolerでは最大20件、1件50MB、合計100MBまで選択できます。端末のメモリが少ない場合は、上限内でも件数を分けると安定しやすくなります。

Q. 縦向きと横向きのPDFを一緒に結合できますか?

A. できます。各ページは元のサイズと向きを保って結合されます。用紙サイズを統一する処理ではないため、印刷前には各ページの見え方を確認してください。

Q. PDFを結合すると容量は小さくなりますか?

A. 小さくなるとは限りません。結合と圧縮は別の処理です。完成後の容量を確認し、提出先の上限を超える場合はPDF用の圧縮手段を検討してください。

Q. パスワード付きPDFを結合できますか?

A. 暗号化・パスワード保護されたPDFは追加できません。保護を解除できる権限がある場合のみ、作成元アプリで解除したコピーを用意してください。

Q. 電子署名付きPDFを結合しても署名は有効ですか?

A. 新しいPDFへページをコピーすると、署名が検証した元文書とは別のファイルになります。署名済み原本はそのまま保管し、提出先の指定に従ってください。

Q. PDFのフォームやしおりは残りますか?

A. 完全な引き継ぎは保証できません。入力フォーム、注釈、しおり、リンク、添付ファイルなどが必要な場合は、結合後に対応するPDF閲覧・編集ソフトで確認してください。

Q. 選択したPDFはサーバーへ送信されますか?

A. PDFの読み取りと結合は使用中のブラウザ内で行います。PDF本文をToolerのサーバーへ送信・保存する機能はありません。